2006年10月のアーカイブ

Graham Fellows  「Love at the Hacienda」

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 10年ほど前、異様な高値で売られていたオリジナル盤を、なんとかゲットし、しばらく聴きまくっていたのだが、2年前に突如CD化され、ついそれも買ってしまった。それぐらい好きなアルバム。

 ネオアコの名盤といったら必ず挙げられる一枚ですね。きらきらしたポップな楽曲が最高です。かなり純度の高いポップ・ミュージックなので、ネオアコってまず何を聴いたらいいの? と質問されたら私はまずこれを推薦します。今でもたまに聴きますが、やはりオシャレで気持ちのいい音楽ですね。
 今日は風邪なのでまともなレビュー書けません。。
 
 
 

投稿者 asidru : 22:09 | コメント (4) | トラックバック

twinn connexion

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JERRY KELLERという、サークルの「TURN DOWN DAY」を書いた人がプロデュースしているので、たしかにサークルっぽい音作り。上質のソフトロックですが、謎につつまれた一枚です。
 クオリティの高いポップ・サイケを探しているならオススメだが、まったくどんな活動をしていたのか、どのようなグループだったのかを伺い知る資料が何も残っていないので、バックグラウンドが気になる人にはオススメできません。夜気になって眠れなくなります。
 アルバムとして完成度の高いものなので、ハズレを引きたくないときはこれを買ってみてください。
 心地良いソフト・ロック・サウンドです。

投稿者 asidru : 19:57 | コメント (4) | トラックバック

THE ONLY ONES

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 ピーター・ペレットの声は、ドラッグ漬けのあの感覚を思い起こさせる。だが、それと同時にポップで普遍的なメロディがしっかりと鳴り響き、まるでルー・リードのようなペレットの歌唱も独特の憂いを纏いながら上昇していく。
 ペレットは一時ドラッグで再起不能だとか、廃人になっているとか、死亡説までながれていたが、突如復活を遂げ、ライヴを行い、ライヴ盤のリリースも行っている。そこからまたドラッグへ、という話もあるが、ペレットの音楽がドラッグの影響無く鳴り響いていたことが、あの復活の演奏からは感じられる。
 「Out There In The Night」の日常風景がゆったりとただ流れていくような美しさや、「Another Girl,Another Planet」のドラッグソングでありながら現実に根付いたロマンティシズムを展開させる手法はあまりにも眩しく、ペレットのソングライティングの良さには脱帽する。
 画像はオンリー・ワンズ時代の、ベスト盤で、安価かつ入門には良い内容なのでこれからペレットの世界を覗く人にはオススメしたい。
 オンリーワンズを全て聴き終わったら、今度はペレットのライヴ盤を聴いてほしい。魂の美しさがひねくれた性質をも明るく照らしてくれる。

投稿者 asidru : 20:18 | コメント (13) | トラックバック

DANDO SHAFT

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 71年、トラッド。
 これを正面から聴く気になったのは、キーフのジャケだから、という理由だけで、何の情報もしらないままレジへ持っていった記憶がある。
 ジャケ買いというのはよくやったもので、月に一枚はジャケだけで買いものをしていた時期もあった。
 そんな中の一枚だが、あらためて聴いてみるとトラッドのツボを押さえた実にクオリティの高い世界がぐるぐる回っている。
 屈折した何かを求めていたときには、ここにある優雅な空気は理解できなかったのだが、今になってこういうゆったりとした音を求める気持ちが芽生え始めているような気がする。
 ダンドゥ・シャフト。知名度が低いわりに、今検索してみたらなぜか紙ジャケでリイシューされているようなので、これからトラッドを掘り下げたい人たちにとっては良いタイミングなのかもしれない。

投稿者 asidru : 20:40 | コメント (0) | トラックバック
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