世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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King of Luxembourgことサイモン・フイッシャー・ターナーの持ち味としては、自分の趣味を全開にして一つの世界観を構築するところがずば抜けて優れている点が挙げられる。
趣味の良い60年代ポップスの再構築。
ただそれだけのことなのかもしれないが、彼の技術とセンスはとてつもなく研ぎ澄まされていた。
このアルバムをはじめて聴いたとき、あまりの密度の濃さと、その恐るべき統一感に感服した。まるで何かのボックスセットでも聴いたような、濃厚で大量の情報がぎっしり詰まった音楽。
彼の才能はしかし、ほとんど日本でのみの評価らしく、海外ではかなりマイナーな扱いになっているというのが信じられない。これほどまでに完成度の高いポップスが一過性のブームとして片付けられてしまうことが最も切なく、悲しいことだ。
と、思っていたら昨年本タイトルを含むelレーベルの作品群が紙ジャケ再発され、値段は高いものの、誰でもすぐに買えるような流通になったことが素晴らしい。
まだ未聴で、こういった音楽をこれから聴いてみようと思っている方には絶好のチャンスであると思う。
また、探せばアナログ盤も安い値段で売られているので、私のように金銭的にキツイという方には根気良く中古盤の棚を漁ることをオススメする。
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ネオアコづいてますね!
僕がまだギリギリ10代の時にVirgin Mega Store
にインストアイベント観にいきました。
Simon Turner名義だったけど。
その時はディレイを駆使したドローン?でもないけど、
実験めいた演奏で関心した記憶が。
「ヴァレリ」とか「ドリアングレイの肖像」とかは
オリジナルよりこっちのが好きだったりして。
投稿者 notan : 2007年01月15日 22:41
>notanさん
いまネオアコ再燃してますw
「ヴァレリ」は燃えますよね~、オリジナルのモンキーズはしょぼくてまた別の魅力がありますけど。。
「ドリアングレイ~」はTVパーソナリティーズの味も残しつつというアレンジが見事です。
けっこう音作りの幅が広くて勉強になりますよね~。彼は。
投稿者 森本 : 2007年01月15日 23:07
そういえばTVパーソナリティーズの
「Mummy,you're not watching me」って好きでした。
「ドリアン~」ってあれに入ってんでしたっけ?
ってサイモン・ターナーとあんまし関係無いっすね、
スンマセン。
投稿者 notan : 2007年01月16日 11:49
「ドリアン~」は確か「Mummy,you're not watching me」じゃなく、ファーストアルバムの方にはいっていた気がします。。自信ありませんが。。(笑)
原曲も好きです♪
投稿者 森本 : 2007年01月16日 12:04
こんにちは。
PILの「POPTONES」とハーパースビザールの「MAD」は
原曲よりこっちが好きです。というか
聞いたのはオリジナルよりこっちが先だったんですが・・・
彼は当時エルレーベルでも異彩を
放ちまくってましたね(笑)
投稿者 M : 2007年02月22日 10:50
>Mさん
彼は特別ですよね~。かなりはまりました!
エルのはほとんど聴いていたんですが、これがエルで最初に買ったレコードかもしれません。
投稿者 森本 : 2007年02月22日 16:41