The Association

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 有名なレコードほど書く気力を失うものもない。
 たとえこんな個人のブログであろうと、読み手を意識してしまうとどうにも気取ってしまい、まともな文章やカッコイイことを書かなくては!! などと意気込んでしまうため、結局くだらない感想文に終わってしまう。
 このレコードだって、もう売ってないだろうし、ソフトロックブームの時にはちやほやされたけど、今は中古ですら見かけなくなった。
 ブーム当時、かつての名盤ということで、このレコードは大絶賛された。
 あの時「アソシエイションすげーって」とか言ってオシャレぶっていたフリッパーズもどきみたいな奴らは、今何を聴いているんだろう? ちなみに私は今でもこれを余裕で聴く。聴いてもすぐ忘れるという能力のおかげで、何万回もこれを楽しめるし、聴くたびに「アソシエイションいいな~」などとにこにこ笑顔だ。
 結局、こういうポップで素晴らしいレコードは一度名盤とされてしまうと誰も聴かなくなるのかもしれない。
 今の10代でロック好きな若者は果たしてこれを聴くだろうか?
 そして、聴いたとして心の底から名盤だと思い、自分でソフトロックを演奏するのだろうか?
 私の知っている限り、現在の若者バンドでアソシエイションの影響を受けているものはほとんど無い。プライマル・スクリームやニルヴァーナが好きな若者はいても、アソシエイションやフリーデザインでロックを始める者は極マレなのである。
 だからこそ、そういう方向から新しいものが発生してほしいな、とは思うのだが、どうだろう?
 

投稿者:asidru 2006年12月16日 07:54

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