世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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NWWなどの入ったコンピ。
なかなか見かけなくなったレコードですが、個人的に思い出の一枚。ここにある病的な音に、10代の頃は本当に驚き、興奮した。こういうやり方もアリなんだ、こういう音をレコードにしてもいいんだ、という可能性の広がり、もしくはフリーという幅の大きさを思い知った。
ノイズは苦手という人の90パーセントが、きちんと作品と対峙していない、言わば聴かず嫌いな方だというのは私の勝手な妄想だけれど、事実そんな気がする。
優れた作品が何なのか? 最低な作品が何なのか?
それらを判断する能力は、やはり音そのものに触れていかなければ獲得しえないものだと思う。
こういったレコードを聴いて、自分なりの考えを持てたなら、それが賞賛であれ批判であれ、素晴らしい結果なんではないだろうか。
義務教育にぜひ導入すべき一枚。
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