世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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初めて訪れた街で、なにやら古びた喫茶店を発見し、店内へ入ると唐突にこのような音楽が聞こえてくる瞬間の図式こそが郷愁なのだと思う。
落ち着いたフォークソングを聴きながら、濃いコーヒーを飲むのはしかし、ハードコアパンクで踊り狂いながら酒を浴びるように飲む感覚とどこかで通じていて、その連絡通路の間に座り込んでいるものこそが、我々が求めてやまない本質なのだと思う。
BRIDGET ST.JOHNのハスキーな声には、沈みこみながらその場所一点を見つめ続けるような感覚があり、その視線の先がゆっくりと焼け焦げていくさまを眺めるのが、僕らの休日の過ごし方になっているのかもしれない。
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はじめまして、popcikeさんのところからリンクたどってきました。
BRIDGET、私は知らなかったのですが、昨年の紙ジャケ発売の時に、友人から教えてもらって聴きました。
この1stも大好きですが、セカンドのサイケデリック・フォークといった趣の盤もいいですよね。
投稿者 TK : 2006年09月10日 10:24
はじめまして!
セカンドも素晴らしいですよね。
ポップ感覚ではセカンド、直球の感覚だとこの一枚目だと思います。
紙ジャケ盤は持っていないのですが、一枚欲しいものです!
投稿者 森本 : 2006年09月11日 17:59
はじめまして。Mと申します
しいてあげれるとすれば
女性版ニックドレイクって
感じでしょうか。
1stは彼女のコアな部分がいちばん
出てるようなきがしますね。
投稿者 M : 2007年02月20日 22:39
>Mさん
はじめまして!
このファーストは大好きなんです。
この前来日していたらしいんですが、見逃しました。。。
投稿者 森本 : 2007年02月20日 22:43