世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
« PRENTICE & TUTTLE 「EVERY LOVING DAY 」 | メイン | 螺旋階段 「不思議なところ」 »
Bread Love And Dreamsの一枚目は、まだ後のサイケな広がりを見せる前で、非常に美しくまとまった素朴な一枚である。
フォーク・サイケの上品な感じは確かにあるかもしれないが、それ以上にシンプルな空気が非常に心地よい。
一般的な評価が集中しているのは3作目であるけれども、本作のブリティッシュ・フォークの鑑のような演奏はやはり個別に賞賛したい。
UKのSSWやフォークが一時再評価されていたが、それらは一過性のものだったようで、今では再び細分化され、なかなか浮上できないような環境になってしまった。
もし、こういった作品を聴いて、なんらかのインスピレーションを得られたなら、個人的にどんどん古い新しいに限らず、開拓していくというのは大切な作業だと思う。
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.asiandrug.jp/mt-tb.cgi/771