世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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懐かしい。というかもう誰も覚えてないんじゃないかと思われるスパイリアXのデビュー盤。
プライマルのジムが好きだった人以外にとって、このアルバムを今さら聴くというのはちょっと辛いかもしれない。が、極上のギターポップ(あの時代の)であることだけは確かなので、気になる方は探してみてほしい。
ジムのプライマル時代の美しい12弦ギターの音が忘れられず、セカンド以降のプライマルは聴いてないなんていう頑固なファンにとって、これほどまでにすばらしいアルバムもないだろう。
いまさらだが、プライマル・スクリームの一枚目は最高だった。
なぜならジムがいたからである。
初期プライマルのあの煌びやかなサウンドは、ジムなくしては作れなかったと私はいまだに思っている。12インチの「クリスタルクレセント」が好きで好きでたまらなかった我々にとって、ジムがスパイリアXで復活したことは嬉しいことだったが、やはり初期プライマルでのジムが忘れられない。
現在のプライマルにジムが参加したら、とんでもないものが出来そうな気もするが、それはおそらく私のただの妄想だろう…。
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