世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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更新が滞ってしまった。。。
最近は本業が異様に忙しい。
あぶらだこのような音楽は心にゆとりの無いときには聴けない。
だからこそ、今日はこの一枚を紹介しておく。
あぶらだこに悲劇性はまったくなく、かといってパラノイアックなギミックにばかり気をとられていると、音楽としての面白味を逃してしまうような、そんな世界である。
変拍子であろうが、ロックであろうが、一枚の塩化ビニールにパッケージングされた時点でそれは音楽メディアに転化する。
どんなに濃厚なものをやっても、薄っぺらな企画モノのCDと同列に扱われてしまう。だが、それは裏返してみればある種の理想的な環境なのであって、決して忌むべき性質のものでは無い気がする。
メディアという単位での平均化、均一化が行われれば、メジャー・マイナーなどという余計な区分は死滅し、新しい形での音楽文化が展開されることに期待できる。
そうなってくれれば、聴き手から見てすべてのレコードが同じスタートラインに立つことができ、奇妙な差別は発生する余地などなくなるわけである。
明るい未来のためにも、あぶらだことスーパーで流すBGMのCDなんかを一緒に購入することをオススメする。あなたの行動一つが、音楽を変えるのである。
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イイですね、あぶらだこ。
たまに思い出したようにきくけど、この歳になって
きくときは、確かに”ゆとり”があるときでないと
イカンですな。80年代前半ライブハウスに通ったり
新宿でレコード屋巡りしてたころは、あぶらだこと
スーパーで流すようなBGMが一緒に並べて売られ
るなんてこたぁ、イメージできなかったなぁ。
良くも悪くもイイ時代なんすねぇ~。。。
投稿者 たけ : 2006年04月27日 21:50
あぶらだこ、最近ではしっかりとした評価をされているようで、大きめのレコード店には必ず置いてあるぐらいの知名度になりました。
いい時代になったな、と思います。
ただ、この変拍子にまみれた世界は未だに奇怪なイメージを持っています。。
投稿者 森本 : 2006年04月27日 22:18