世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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ユージン・ケリーの才能の豊かさは特筆すべきものがある。
ヴァセリンズ時代から常に独特のセンスを見せていた彼が、このユージニアスにおいて築いたある種の究極ともいえる地点は、模倣する者は後を絶たないが、決して自力で辿り着けるような場所ではない。
限りなく純粋な狂気がポップな演奏で楽しめるというだけでなく、強烈に異質な何かが感じられるのはユージンの持つ闇の力の作用なのかもしれない。
グラスゴーの一人の天才が作り出した、いつまでも輝きを失わない闇がこれである。
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もちろん持っていますよ!よく聴きました。ヴァセリンズも良い曲ばかりですねー。
投稿者 zuma : 2006年03月15日 00:41
ユージンはどれも素晴らしいですよね!
最近はベルセバの周辺で何かやっているそうですが、またユージニアスを復活させてほしいものです。
投稿者 森本 : 2006年03月15日 15:05