世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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この冷めた感覚が、後に多大な影響力を持って語り継がれようとは、この時点の彼らは気づいていなかったと思う。
ワイアーはパンクという思想をこのアルバムの中で見事に突き詰め、解体した。ここまでストレートな音になったということが奇跡なのではなく、努力と才能の結果であることは一聴すればよくわかる。
音楽と向き合う姿勢として、ワイアーは優れている。
実直で硬質ながらも、幅広い選択を可能とした柔軟性こそが、ワイアーの素晴らしいサウンドであると思う。
イギリスよりもアメリカや日本で根強い支持を得ている彼らだが、先駆的であったという事実を抜いても尊敬できるバンドであると思う。
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やっと出ました。持っているCDが(笑)。Wire好きです!
クールでアーティスティックな雰囲気が良いですよね。
最近のは持っていないんですけど、評価高いみたいですよね。
投稿者 zuma : 2005年11月20日 14:12
最近のは私も未聴ですが、来日公演にすごく行きたかったです。
いまだにクールな演奏をしているようなので、機会があったら聴いてみたいものです。
先日このアルバムを聴き直していましたが、ワイアーはやっぱりカッコイイと思いました。
投稿者 森本 : 2005年11月21日 05:56