世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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遠まわしな青春だって、わりと爽やかに過ぎ去っていくものだ。
ネオン街のあの酒臭く、ドブ臭く、人間の体臭と料理店の裏のアブラ臭さが混ざったあのニオイだって青春なのかもしれないし、ミステリーサークルはちっともミステリーではない。
結局認識の度合いによって決まってしまうのが青春だ。
郷愁やかつての恋愛感情だけに青春を背負わせることは過酷である。コップの中にも火葬場にも青春はあるのだ。
だからここにある音が青臭いものであったとして、我々にそれを否定する権利も青春的判断力も無いのである。
赤いゴムまりが転がっていく先があのようなポルノ映画だったとしても、僕たちの青春は循環し続けることができる。
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私の青春はTレックスです。
1977年以後再評価されて現在に至っているTレックスではなく、70年代前半のAM深夜放送の洋楽ベスト10などの常連で、ツェッペリンやシカゴを聴いていた同級生らから散々バカにされたTレックスです。
「グラムロック・ナイト」などで若いDJがしたり顔でその音楽性を語ったりすると、なんか安全パイをいじりながら講釈を垂れてるみたいで空々しく感じますが、まあ、わかる奴がわかればいいのさ、と思ったりします。
エールをいただきありがとうございます。
コメントは勿体ないので、後でゆっくり書きます。
投稿者 吉澤 : 2005年11月12日 05:55
おはようございます!
このサークルのセカンドを聴いていたら、突然なつかしい人物からメールが来たりしていろいろと思い出に浸ってしまいました。
青春かぁ、などと考えていたら特に甘い思い出などはまるでなくて、レコードプレーヤーの前でじっとしていた記憶が殆どでした。
今考えると引きこもりみたいなものですね。
Tレックスは私は後追い体験でしたが、周りの批評は関係無しにハマりました。電気の武者は私の宝物です。
投稿者 森本 : 2005年11月12日 06:37
私も甘い青春よりは音楽ばっかり聴いていた方が多かったですね。
大学では研究ばっかりでしたし。。
でも、それなりに普通に過ごしました。
私の青春はなんでしょうね。Talking Headsにハマっていた事かもです(笑)。
投稿者 zuma : 2005年11月12日 08:28
トーキング・ヘッズの『リメイン~』は大好きでした。毎日聴いてましたね。
ああいうファンクっぽい音作りが新鮮に感じられたのは、私にとってあのバンドだけだった気がします。
実はその後にじゃがたらを聴いたので、トーキングヘッズの方が印象深かったりして…。
青春でした…。
投稿者 森本 : 2005年11月12日 14:50