世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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ソフトロックの人気が下降しているらしい。どうやらあの熱病のように流行した「ソフトロックブーム」は既に冷めており、本盤のような優秀なアルバムも最近ではあまり見かけなくなった。
渋谷系、あるいはフリッパーズ・ギターの影響などで、大きく取り扱われていたこれらのソフトロックの名盤は、今再び聴かれることを待ち望んでいるに違いない。
という勝手な思い込みで、今回はこのアルバムを推薦したい。
一曲目からいきなりどキャッチー。続いてぐんぐん引き込まれる甘いソフトロックの世界が待っている。
こういったアルバムの再評価が一時的なもので終わらないためにも、我々はソフトロックなんていうジャンルをあえて認識しない姿勢で臨みたい。下手なジャンル分けが音楽の命を削り取ることになるのは、もう分かっている筈だ。これ以上無駄な音楽の死を作り出さないためにも、白紙の状態で過去の音楽に接していきたいものである。
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純粋に良い音楽がジャンル分けされて、マイナーになってしまうことありますね。現に私の持っている素晴らしいアルバムも廃盤多いです。一時的な再評価って言うのをやめて、本当に良いものはずっと販売を継続して欲しいです。
投稿者 zuma : 2005年10月02日 07:05
半永久的に再発し続ける、とかそこまでの契約ってまだ無いのでしょうね。
でもいちいち再発のために企画書を作って、音楽なんか聴いたこと無いような奴許可もらって、アーティストにも印税の説明とかして、と、本当に音楽業界の人って大変そうですよね。
投稿者 森本 : 2005年10月03日 12:52