世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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もう10年近くたつんですね…。思えばブッチャーズやビヨンズやDMBQが出てきたあの頃が一番カテゴライズし難い音楽シーンだったのかも知れないです。
ハードコアでも無く、グランジという訳でも無い、そんなオルタネイティブなバンドがこぞって出てきた中でも、ブラッドサースティー・ブッチャーズは硬派な感じで気にはなっていたんですが、なぜかライヴもそんなに観ていないし、アルバムは一枚も持っていなかったのです。
そしてこのアルバムが出たとき、ジャケットのビッグマフがカッコよくてついつい買ってしまい、中身の音が更に真っ直ぐな感じで、とても好感を覚えました。
その後、どうやら初回盤のこのジャケットの裏に映っていたスヌーピーが問題になって回収されたとか、どうでもいい話題がありましたが、中身の音の素晴らしさはそんなことに関係ないくらいに輝いていました。あまりに良かったので、僕の中のブッチャーズはこれ一枚で完結してしまいました。
最近、元ナンバーガールの人が加入したとか、いろんなウワサを耳にしましたが、結局のところ僕の知っているブッチャーズはこのアルバムなので、それでもう良いのです。
ロックバンドが恥ずかしい集団だと思っている人は、このアルバムを聴いてください。まともにぶつかってくる音塊が想像以上に神々しく、90年代の日本のロックを代表するアルバムの一枚として推薦しておきます。
今日は物凄く普通のレヴューですが、それだけこのアルバムの姿勢が真っ直ぐだということです。こんな言い訳ですいません…。
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普通にレビューされていると思って読んでいましたら、最後に「物凄く普通のレヴュー」って書かれていたので、ちょっと面白かったです(笑)。
しかし、いつも私の知識不足で中身に言及できずすみません。。
投稿者 zuma : 2005年09月30日 07:28
これはけっこう売れたアルバムでした。
最近ふと思い出して聴きなおしたのですが、まったく遜色が無かったので驚きました。
投稿者 森本 : 2005年09月30日 11:03