FROST 「tambouring soul」

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 関西シーンの得体の知れなさを感じるフロストの84年作ソノシート。このほかにも一枚レコード出てた筈ですが、確かな記憶ではありません。花電車のヒラさんがやってました。
 花電車が轟音へヴィサイケだったのに対し、フロストはモノクロームなサイケデリックで、静かに背後から襲い掛かってくるような気配を感じます。
 これが今後、花電車ほどの評価を得られるかどうかは分かりませんが、私はフロストの薄暗い感覚が大好きなので、ぜひとも再発してほしいものです。
 質感としてはジョイ・ディヴィジョン的な密室サイケですが、それが関西という土壌でヒラさんの手によって作られているわけですから、当然一筋縄にはいきません。
 当時の関西はホントに何でもありですね。凄いです。

投稿者:asidru 2005年09月08日 21:28

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