世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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ニルヴァーナのヒット後、いかにして第二のニルヴァーナを探すか、というのが当時の音楽業界での命題であったように思う。そこでその候補として囁かれていたのがこのスーパーチャンク。
ただ、グランジというよりはシューゲイザー寄りの音楽性であったが故に、「砂糖の多いマッド・ハニー」などとメチャクチャな位置づけをされてしまった不幸な人達である。
現在彼らのデビュー盤である本作を聴くと、ポップかつノイジーという80年代~90年代半ばまで続いたギター・ロックバンドの暗黙の了解をここまで素直に体現できていることにまず驚く。
スーパーチャンクはこの後も的確なアプローチで独自の地位を築いていくのだが、このデビュー作ではとにかく衝動的な「ポップでノイジー」が詰まっているため、初めて彼らの音に接するならここからをオススメしたい。無邪気に音を出している彼らが、後にあそこまで職人的に成長していくのだというプロセスを追うために、アルバムを発表順に聴いていくのも面白いだろう。
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これも持っていますよ!
私も彼らは発表順に聴いていきたいのですけど、やっぱり予算が(笑)。。
投稿者 zuma : 2005年08月19日 08:34
金銭がホント苦しいです(笑)。
欲しい新譜もたくさんあるんですけどね…。
投稿者 森本 : 2005年08月19日 13:53