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投影された甘い音楽は、限りなく立体的になって目の前まで迫ってくるが、色彩は淡く半透明に近い。もしも、極彩色のサイケデリックをあなたが求めているのならば、本作はオススメできない。しかし、モノクロームの甘い世界に浸りたいならば、彼らのポップ・ソングが最適だろう。
ほぼフリッパーズ・ギターで再録されているが、ロリポップ・ソニック時代の方がよりダイレクトにポップミュージックを構築している。
個人的には再録はおろか公式なリリースもされていない「GO!」や「自転車疾走シーン」といった楽曲にこそ彼らの真価があると思う。「GO!」は思いっきりアノラックサウンドで、リズムボックスのバージョンはグルービー・リトル・ナンバーズを彷彿とさせる。「自転車疾走シーン」は小沢君のボーカルがもっとも生かされている楽曲である。
ロリポップソニックの音源はとにかく音質が最悪だが、楽曲そのものは良質なのであまり苦にはならない。ただ、もうちょっと良い音質で残っていたらなぁ、と思うと残念でならない。
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from POP-ID通信。
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言わずと知れた、フリッパーズの前身バンド。
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トラックバック時刻: 2006年10月04日 22:16
あ、ジャケは持ってない
中身だけあります
生で観た?
投稿者 Dr.MadHuman FireJet : 2007年07月22日 07:42
>FireJetさん
ナマでは観てないっすよ~。
この他にもデモっぽい音源ありますよね。
投稿者 森本 : 2007年07月26日 20:47
結構出回ったペニーアーケード解散ライブに
飛び入りしたやつ好きです。
小山田氏が歌い上げるパステルズバッジが感動的
投稿者 う : 2007年07月29日 12:06
>うさん
あ、アレいいですよね~。
パステルズバッジ。
フリッパーズ名義で流出してたりもしたんですが、正確にはロリポップソニックの名前での飛び入りだったみたいですね。
投稿者 森本 : 2007年07月30日 14:31