世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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もう記憶の奥底に埋没していたため、この狂気に満ちた世界を再び垣間見るのは少し怖かったのだが、聴いてみればなるほど、そういうことだったのかと根拠の無い納得をさせられた。
「寒いおでんは背中から」と「東京の新聞。」の二枚は、片岡理という異能を如実に語っている。
音としては歪みまくったテクノポップだろうか? 奇怪な電子音と片岡氏の独特なボーカルが当時の自主盤の中でも群を抜いて異質。なんでこの音楽のことを忘れていたのだろう? としばし疑問に思いつつも、あまりに狂気に満ちたこの盤をターンテーブルに乗せた以上、もう逃げ道は無いのである。
追記 ソノシートだと思ってたら、ちゃんとしたEPでした。
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いやぁ〜ん、これマジで欲しい〜。
むかしテープに録ってもらったんだけどどっかいってしまったよ!
ほんと、このひとくるってる。
こわいくらい。
だからかっこいいんだけどね。
投稿者 Y : 2005年07月12日 20:31
ナチュラルに歪んでますよね。
あからさまに過剰な狂気じゃないあたりが更に恐ろしいです。
曲はポップなんだけど、この違和感は謎です。
投稿者 森本 : 2005年07月12日 20:44