世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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初期の頃のサンプリング多用なギターポップサウンドが好きだったんだけど、いつのまにか曽我部氏の趣味丸出し60~70年代フォークサウンドに急変したこの「東京」。特にはっぴいえんどの影響が色濃いのですが、ここまで好きなことをやれるというのは一種の才能ですね。
このアルバムの後も若松孝二的な世界や、URC的アングラフォーク世界に触発された曽我部氏の独自の音楽観は深まっていく。よっぽど好きなんでしょうね、こういうの。僕も嫌いじゃないです。
ソロになってからは全然聴いてないんですが、まだこの路線なのでしょうか? だとしたらある種偉大ともいえますね。
このアルバムと「若者たち」はわりと聴いたのですが、未聴ならばこのアルバムから聴いてみてください。曽我部氏の趣向がよくわかると思いますので。
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これはコメントしないわけにはいかないでしょう!
だってワタシのアイドルですもの、サニーデイ。
曽我部氏、今は存じませんが当時の雑誌などを読む限り、よっぽど好きだったみたいですよ、若松孝二とかURC。
やはりこの「東京」で雰囲気変わりましたね、サニーデイ。
個人的に初期の「コズミックヒッピー」や「星空のドライヴ」も大好き!
こちらはフリッパーズということで。
ソロ後の曽我部さん、ご結婚されてお子さん産まれてから、自らの「生活」を惜しげもなく歌に取り込むようになりました。
今は内面から湧き出るロックをやっている感じ。
若松孝二色やアングラフォーク色はひっそりとどこかにしまい込んだようです。
シモキタをチャリンコで走っている曽我部氏をよく見ます。
シモキタをチャリンコで走っている柄本明氏もよく見ます。
いつか一緒に走りたいです。
投稿者 ミヤナガタクオ : 2005年07月05日 11:31
下北よくいますね。
必ずチャリで。
「星空のドライヴ」の頃まで好きだったんだけど、突然路線変更したから驚きました。
投稿者 森本 : 2005年07月05日 13:46
当時このアルバムの中に入ってる曲が
ラジオでかかった時に
おや、はっぴいえんどみたいなすてきな曲だな
なんてバンドだろ?
とおもってラジオ局に問い合わせた思ひ出があります
恋におちたら
その曲だったのです
投稿者 Y : 2005年07月06日 21:06
このアルバムけっこういい曲入ってるんですよね。
あらためて聴きなおしたら凄く良かった。
はっぴいえんど知らない人でも充分楽しめると思います。
投稿者 森本 : 2005年07月06日 21:19
これは僕が初めて買ったサニーデイです!
しかし、最初で最後のサニーデイ・・・・・・。
たしか「What's in es」っていう、洋邦両方扱う
当時としては珍しい雑誌で紹介されていて買ったのです。
はっぴいえんどを知らずに聞いたのですが、ショックを受けました。
投稿者 よしだ : 2005年07月06日 23:49
ショッキングなアルバムです。ジャケットがきれいな写真だったので、定価で買ってしまったのを憶えています。しかも町の小さなレコード屋で。
投稿者 森本 : 2005年07月06日 23:53