Led Zeppelin 「presence」

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 ツェッペリンといえばストーナー度マックスの初期とか、フィジカル・グラフィティの寄せ集め感が最高なんだけど、このアルバムの地味さは誰にも評価されていない。
 多分人気の無い理由はギターが不必要にチャカついてるからで、本来のジミーペイジのプレイに見られるへヴィなスラッジ感覚が削ぎ落とされてしまっている。そんな本作を支持する者は、ハードロックファンからは後ろ指を指されるのだろう。僕はもちろん好きだけど。
 ジャケットもかなり奇妙な違和感を演出しており、ちょっと「ヤバい」感じである。いったい何を考えてこんなアルバムを発表したのか、分かりかねる部分もあるが、ツェッペリンを聴くならまずこれを聴いてほしい、と個人的に思う。
 この異質な感覚こそ、来るべき新時代のへヴィロックに必要な要素である。

投稿者:asidru 2005年06月01日 15:09

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