WIPERS 「is this real ?」

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 記念すべきワイパーズのファースト。「リターン・オブ・ザ・ラット」をはじめて聴いたときの衝撃は忘れられない。とんでもなく殺傷能力の高いグルーヴは、とても80年代初頭とは思えない破壊力である。
 独特なポップ感覚も持ち合わせているし、当時の他のパンクとはまったく根を別にしたサイケデリックなグルーヴ感覚がなにしろ斬新で、グランジ勢が夢中になってカバーしまくったのも頷ける。
 ささくれだったパンクの感触と、へヴィサイケの持つ重さを最初から保持していたのは、グレッグ・セイジという天才だけだったのである。
 アメリカのロック史を語る上で、グレッグ・セイジの名は外せないだろう。
 今回紹介した初期の三枚はセットで売られているので、比較的安価かつ簡単に入手可能であるため、未聴の方はぜひ聴いてみてほしい。素晴らしい体験を保障します。

投稿者:asidru 2005年06月06日 22:41

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コメント: WIPERS 「is this real ?」

今日は連発ですね、ワイパーズ。

えー、私ようやっとブログ開始しました。
というわけで森本氏、リンク貼ってもよろしいですか?
ここはリンクのカテゴリはないのん?

投稿者 ミヤナガタクオ : 2005年06月07日 01:19

そうなんです、リンクカテゴリー作ってないんです(泣)
そろそろ作るので、できたら教えます!
最近は本業が忙しく、ブログが手薄になっておりますので、今日は大好きなワイパーズを連投しました。
ブログ見にいきますね!

投稿者 森本 : 2005年06月07日 01:40

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