世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
« EP-4 | メイン | A Tribe Called Quest 「midnightmarauders」 »
クラシック! この気持ちの悪い音作りはいったい何なのだろう?
ジャケも異様な風体だし、チャックDの暴力性はそのダイレクトさのあまりに、基準を大きく逸脱してしまっている。こんなヤバい音はもうこの先出てこないでしょうね。この時代のこいつらだからこそ出来た奇跡の変態サウンドがこれです。
そもそも、ヒップホップとはこういった得体の知れない呪術的サウンドのことを指していたはずなのだが、いつのまにか過去のフリーソウルなんかをオシャレにサンプリングして提示するだけのクズ音楽に成り下がってしまったのが残念。ちなみに本盤ではスレイヤーをサンプリングするなどして、基礎体力の違いを見せつけてくれる。中村とうよう以外の人にとっては名盤。
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.asiandrug.jp/mt-tb.cgi/341