p-model 1st

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 平沢進のセンスは素晴らしい。この1枚目はまだニューウェイヴ・テクノポップなのだが、パースペクティブやアナザーゲーム辺りのダークなポスト・ロックから次第に深化していき、「ワンパターン」ぐらいでポップ路線に戻ったと思わせつつ、デジタル機材もガンガン導入し、さらに深いサウンド構築を現在まで行っている。
 一枚挙げるとしたら「パースペクティブ」だけど、この一枚目のむき出しテクノポップ感覚には相当やられたので、今回は本作の紹介で。
 「美術館で会った人だろ」からいきなりピコピコピロピロ鳴ってるシンセが素晴らしいが、バンド演奏がかっちりしているところがまたたまらない。さすがマンドレイクが前身なだけあるな、と感心。
 個人的に好きなのは「偉大なる頭脳」。エクスペリメンタルに行きそうになるのを必死で押さえているメンバーの理性が見え隠れする初期の大名曲である。まぁ、人気は低いけど。
 セカンドの「ランドセル」とはまたちょっと違った感覚があって、p-model入門にはうってつけの一枚。これで興味を持ったら「ポプリ」「パースペクティブ」「アナザー・ゲーム」の三枚を買ってヘッドフォンで聴くことをオススメする。特に「パースペクティブ」は一家に一枚の大傑作なので、死ぬまでにぜひ聞くべきニューウェーブの名盤である。
 平沢ソロについてはまた別のところで書きたいと思うので、今日はここまで。

投稿者:asidru 2005年03月03日 21:28

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