世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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ドルフィはソロでも素晴らしいのですが、集団演奏となるとこのレコードが一番好きです。しかもこの二集目のテンションが尋常じゃないので、ドルフィの音源に触れたことの無い人にもオススメです。
60年代のサックス奏者の中で、ドルフィほど評価されていないアーティストもいないだろう。ここまで純粋に、神々しいまでの演奏に対する姿勢は誰にも否定できない。
立ち上がりの、摩擦音のような一撃から、ドルフィの幻想は蔓延し、墓石の眩しさに思わず顔を背けてしまう。ドルフィは全作、全曲いい。だからとにかく聴き、体験することが重要になってくると思う。
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エリックドルフィいいですよね。
あの時代最高のテクニシャンであり
阿部薫にも通じるストイシズムを感じます。
この人のフルートも凄いですね。
投稿者 M : 2007年02月22日 15:33
ドルフィ大好きなんです。
音がとにかくかっこよくて。。
フルートもいいですよね~。
阿部薫はドルフィ好きだったみたいです。
投稿者 森本 : 2007年02月22日 16:43
>阿部薫はドルフィ好きだったみたいです。
そうだったんですか。それは知りませんでした。
尤もドルフィは人間性も
素晴らしかったみたいですが。
投稿者 M : 2007年02月23日 13:02
ドルフィーのアルバムは私もファイブスポットのシリーズが最高峰だと思ってます。
ラッパはブッカーリトルでしたね、マルもそうだけど、他のアルバムでここまで激しい演奏してないですよね。
コルトレーンのバンガードセッションでも、ドルフィーのひと吹きで空気変わりますからね。
この頃のジャズメンは自分の命削りながら演奏してたんでしょう。
阿部薫は森本さんおっしゃる通り、ドルフィーの影響下にあった人で、もちろん素晴らしいマルチ奏者です。
ただ日本の若いアバンギャルドジャズファンが、ドルフィーもまともに聴かず阿部薫賞賛するのには反吐が出ます。
投稿者 TK : 2007年02月23日 14:40
>Mさん
阿部薫はドルフィの影響をかなり受けていますが、それでいてきちんと阿部薫の音を出せていたところが凄いと思います。
個人的にはドルフィの音の方が好きです(笑)。
>TKさん
ファイブスポットのシリーズはいいですよね~。入門者にもオススメできます。
ドルフィの音の存在感は本当に言葉じゃ語れないくらいの衝撃でした。
阿部薫からフリージャズに入るのもいいけど、ちゃんとドルフィの音も聞いてからジャズを語って欲しい、というのはあります。
私もドルフィやアイラーの影響は多大に受けました。。
追伸・なんか画像が変ですが、直せなかったです(笑)。
投稿者 森本 : 2007年02月23日 15:29
なるほど、阿部薫の世界の根っこには
ドルフィの影が深くあったのですね。
そういえば昔難波ベアーズ周辺の連中とつるんでた時期があって
その時皆でキメる時の定番のBGMがCANの「フューチャーデイズ」と
ドルフィの「イン・ヨーロッパVOL.1」
だった事を思い出しました。
まぁ、若気の至りでしたが・・・
投稿者 M : 2007年02月23日 20:06
CANの「フューチャーデイズ」は私も××のときによく流してましたよ~♪
いや、いまはそんな遊びはしていませんが(笑)。
気持ちのいい音というのはなかなか無いものですしね。その点でも、ドルフィは素晴らしいと思います。
投稿者 森本 : 2007年02月23日 22:17