世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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宇宙人の春がタコのB面最後に入ってて、やたらと掻き毟るようなギターがカッコいいな、などと思っていたら、どこから見つけたのかガセネタの現存する音源を集めたアルバムが出た。
って、何年前の話だろう。いまさらな感じもあるが、ガセネタの音は古くないよ。というよりむしろ今こそ若いサイケデリック・スピード・フリークスな連中はこれを聴いて本物の凄みを味わってほしい。
あ、と思っても遅いし、浜野純のモズライトのギターは闇の中から突然切りつけてくる卑怯で怖いもの。前にだれか(連続射殺魔かな)が「シド・バレットの目をしたブースカ」と浜野を形容していたが、当時のハルミの外見もそんな感じだし、このバンドこそ「シド・バレットの目をしたブースカ」なのかもしれない。
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