マリアンヌ・フェイスフル 「ブロークン・イングリッシュ」

マリアンヌ・フェイスフル.jpg

  かつての歌声とは別人の嗄れ声になり、パワーアップ(?)したマリアンヌ・フェイスフルの出世作。
  しかし、これほどまでに人生の苦労というか、疲労感覚を身に纏ったレコードも珍しい。場末のバーで飲んだくれる女の心の荒廃をそのヴォーカルが代弁している。
  音的にも当時のニューウェイヴ感覚とうまくリンクし、薄暗い世界観がストレートに浮上。かつてミックジャガーに愛された女は、クスリを経由して全く別の魅力を伴い、シーンへ再来した。しかし、その分失ったものも大きかったのではないだろうか?

投稿者:asidru 2004年12月15日 15:34

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コメント: マリアンヌ・フェイスフル 「ブロークン・イングリッシュ」

マリアンヌフェイスフルといえば確か10年ほど前に
あの胸にもう一度という映画をある友人から借りて観たのです
マリアンヌフェイスフルのアルバムはきちんと聴いた事がなのですが
やはり10年ほど前にある知人の部屋にあったテープに
as tears go byが入っていてとても素敵でその数年後に
あるスタジオだったかどこだかだったかそのPVを偶然観る事ができて
ほんとうに素敵な曲だなとおもいました
元はローリングストーンズのあの人がつくった曲という事を
知ったのもそっちの曲を聴いたのも随分と後の事になりますが
マリアンヌフェイスフルが唄ってる方が好きなのです

投稿者 Y : 2004年12月15日 21:11

マリアンヌの全てはオルタナに帰着したようです。僕にとってのロックもまたストーンズではありませんでした。94年の終焉、ポストオルタナティブの短い時間。ビリー・コーガン、ベックの音作り、溶け込んだ歌声に胸が締めつけられます。

投稿者 マスダ : 2005年01月07日 21:38

>Yさん
あの胸にもう一度は観ました。が、忘れました(笑)。
マリアンヌ、as tears go byいいですよね。
また聴きなおそうかな…。

>マスダさん
94年あたりは何かが終わった感じがありましたよね。。

投稿者 森本 : 2007年03月01日 20:19

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