世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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今更観た呪怨です。映像のクオリティが高く、ストーリー性があまり無いところがハード・コアだなぁとひたすら感心した。
恐怖の演出というのは、ダイレクトに「びっくり箱」のような形で登場する怪異よりも、この映画のようにチラチラさりげなく画面に映るような手法の方が斬新かつ効果的だ。続編はまだ観てないが、おそらく技術的にも向上し、さらに『怪異の見せ方』が鋭く磨かれているのだろう。この監督の力量には正直恐れいった。サム・ライミもそりゃ絶賛するでしょうね。
映像で人を怖がらせるということにおいて、清水崇監督は天才である。ただ、全身白塗りの子供はアングラ劇団みたいで怖いというより変。なのであのキャラは個人的にはマイナスでした。
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この映画をカップルで楽しく鑑賞した二人は呪われるはず。というのは、二人はこのような映画を真剣に鑑賞できるはずがなく、映画館を出た足でそのまま道玄坂の脇道を入り、ホテルのベッドの上でギギギギという音をたてながら、白塗りのガキを孕ませるからです。小学校のPTAは、青アザだらけで登校してくるその子をたくさんの同情によって包み込みます。こうして時限爆弾がもう一つ。
投稿者 マスダ : 2005年01月07日 14:14
ひたすら怖かった。日常生活に支障をきたすほど。
ホラーは駄目なんです。そのために黒沢清もあんまり見れないのが残念。素晴らしい監督なのに。
投稿者 れ : 2005年10月22日 12:57
ちなみに続編も見ました。
ひたすらあのパターンで危険な映画でした。
見終わった後のなんともいえない気分は格別です。
投稿者 森本 : 2005年10月22日 21:12