ラモーンズ「ロケット・トゥ・ロシア」

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 ドンキの放火事件のニュースで思い出したのが、なぜかこれ。別に関連性は何一つ無い上に、何年も聴いてなかった一枚である。
 シーナはパンクロッカー、などと説明されてもどんな顔をしていいのか分からず、椎名誠や椎名林檎は絶対にパンクではないなぁ、などという、どうでもいいことに思考が傾き、すべてを虚脱させる魔の音楽。
 早くて短く簡単。そんな便利そうなキャッチフレーズが付くラモーンズは、本当にパンクロックの基礎を築いたのであろうか? ここにある音は凶暴なまでにいい加減で投げやりなロックンロールでしかないし、ニューヨークで生まれたとは思えないほど田舎クサイ風味に満ち溢れている。ただ、ろくでもない若者が適当にロックを演奏している様子は1stの方が良く伝わってくるので、まずはそっちから入ると攻略できるかも。
 ともかく、ラモーンズの音は青春というより、引きこもりのシンナー遊びといった風情である。

投稿者:asidru 2004年12月28日 11:47

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コメント: ラモーンズ「ロケット・トゥ・ロシア」

いけね end of the century みにいかなきゃ
そんで奈良美智のコラボTシャツかわなきゃ
RAMONESきらいなヤツってこの世にいるんだろうか?
あっと云う間に終わるくらい勢いがあって楽しいアルバムがすきだ
やっぱり1stがすきだよ

投稿者 Y : 2005年01月01日 10:58

2005年にもなってラモーンズを崇拝している少年少女はエクストリームです。日本人なのにUKパンクファッションでかため、アルバイト先にむかう姿は、ノーフューチャーです。あ、バンド違い。

投稿者 マスダ : 2005年01月07日 14:30

ああ、この頃コメントの仕方わからなかったんだ。。

>Yさん

end of the century 、まだ観てないよ。。。
今度上映会します?

>マスダさん
実はまだラモーンズに憧れてパンクを始める若人って多いらしいです。

投稿者 森本 : 2007年03月01日 20:07

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