世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
初めて聴いたとき、そのスタイリッシュな感覚が逆に嫌だったが、そういった感じはすぐに払拭された。何せ、ギターがカッコ良過ぎる。ここまでキメてくれると気持ちいいくらいだ。
イギリスのパンク、というとどうしてもメロディが付きまとうイメージがあったのだが、アンディ・ギルのギターにはそういった緩さがまったく無い。ザクザクと無機質にリズムを刻んでいくギタープレイを、このアルバムで覚えたというミュージシャンも多い筈。内容はやっぱり政治的で、ポリティカル・パンクなのかと訊かれたら頷くしかないだろう。
77年のパンクがここまで強烈なインパクトを持っていると、奇怪ですらある。
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