世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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68年Massachusetts産サイケデリアの傑作。
ジャケット裏にヴェルベット・アンダーグラウンド風味、みたいに書いてありますが、サウンド的には(というかボーカルの声質が)ジョン・レノンです。精神的な面ではヴェルベッツが保有していたサイケ感覚を持ち合わせているようでいて、表面ではポップ・サイケな香りがするという、いるようでいないタイプのグループです。
注目なのはCDのボーナスで収録されているアンプラグド音源で、ここでの演奏はサイケデリックと呼ぶに相応しい酩酊感に包まれていますね。
虚脱感に包まれた中で放たれるジョン・レノン風のボーカルがクセになるので、しばらくは封印しますが、薄暗い部屋で一人聴くにはぴったりの一枚です。
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