世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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サイエンス・フィクションに思いを馳せるあまりに、ヒップホップでそういった世界を描いてしまった究極の作品がこれ。radioinactiveことカマルは、幼いころからこういった世界、とりわけ宇宙人に興味を持っていたという。radioinactiveという名も、少年時代に母からもらった本にちなんでのネーミングだとのことだ。
このアルバムのスピリチュアルでノスタルジックな感触は、カマルという人物が培ってきたサイエンス・フィクションへの幻想そのものなのだろう。ショッキングな描写は無いが、充分に新鮮でクオリティの高い世界を構築しているため、音響的にも注目すべき一枚である。
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