世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
« VIOLENT PARTY | メイン | THE POLICE »
日曜日の朝、ポップスは驚くほど多種多様の表情をしてみせる。
発見に追随した驚異ではなく、自然に受動される興味。
年代や国籍ではなく、決定打は新鮮なインスピレーションにあるということを、
本作は痛いまでに感じさせてくれる。
彼女の歌の中には、温かいストーリーや、美しい言葉が含まれているかもしれない。
ただ、それは曇りガラス越しに見た風景のうちの一つにすぎないのである。
雰囲気を楽しむことが音楽ならば、これはまさに音楽そのものだ。
マーゴ・ガーヤンが窓の外を眺めると、世界は自由に変形する。
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.asiandrug.jp/mt-tb.cgi/383