世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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変な、とか、奇妙な、というだけでこのアルバムを片付けてしまうなら、音楽に未来など無い。
フリージャズであっても、ブルースであっても、ビーフハートの発する音はどこまでも純粋な発明であり、理解する為のテキストは一切必要ないのである。
あまりにも偉大過ぎるアルバムであるので、はじめてロックを聴くとか、洋楽ってどんなものなんだろう? などと疑問に思っているような初心者には危険極まりない、死に直結する盤なので不用意に手を出さない方が身の為だ。まぁ、一生聴かなくても人生は送れる。そんな覚悟があるなら、逆にたまたま買ってプレイヤーに乗せてしまっても問題はないでしょう。これはそういうアルバム。
意外と過小評価気味だけど、私はこれに随分とお世話になったので、こうして大推薦しておきます。彼らがいなかったら、今の音楽シーンなど無かったのだから。傑作です。
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ビーフハートがリハーサルしている家の外の木が
音楽でおかしくなっていないか
木の医者を呼んで診てもらったらしいですよ。
僕のかなりお気に入りのエピソードです。
投稿者 よしだまこと : 2005年03月25日 23:43
そんなホットなエピソードがあるんですね。
知らなかった(笑)。
ビーフハートは後半の売れ線狙いのアルバムも結構楽しめますね。どれもどこかしらが破綻してはいるんですけど。
投稿者 森本 : 2005年03月26日 10:54