世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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尾崎豊についてはこっちで全部書いてしまったんだけど、音楽的な面で書き忘れたので、追加。
このセカンド、ポップ・ロックだとおもってナメてかかってはいけない。尾崎の持っている歪みきった「青春のイメージ」が聴き手を襲い、情念とはまた別の意味でタガが外れたボーカルが気持ち悪い。かつて湯浅学氏か誰かが「若さのモンスター」と尾崎を位置づけていたが、まさにそのとおりの若さ大爆発盤がこれだ。とにかく聴き手の精神をかき乱すやっかいな騒音である。ラストの「シェリー」のイントロがラ・デュッセルドルフの個人主義に入ってる曲(タイトル失念)に似てると思ったのは僕だけ?
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