世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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C86で持っているモノ全てを出しきってしまったと思われがちな彼らですが、このセカンドのポップさはハンパじゃないです。聴いていくうちにそのぎこちない歌がだんだんと耳に馴染んでいき、最初は大して好きでないという人もすぐにBMXの虜。
何をどうやったらこんな奇妙なポップソングが作れるのか謎だが、この時代のグラスゴー周辺のバンドから感じ取れる才能は絶大かつ強力なものである。
無気力に虚脱しても、真剣に向き合ってみても、出て来る音楽は一緒なのだという結論を徹底的に突きつけてくる最後の音楽だ。油断すると食われる。
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