世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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ファウストのセカンド。
彼らの中ではかなりポップだけど、一番って言ったらやっぱりこれ。
僕はアナログで持ってるんですが、丁寧に曲ごとのイメージ画のようなイラストが一枚ずつ入っていて、結構豪華な作り。
そういえばファウストがライヴで、空き缶か何かをステージに積み上げておいて、演奏のときに倒そうと目論むも、リハーサル中の時点ですでに我慢できずに倒してしまったというエピソードからも、彼らのユーモアが先天的に供わったものであるということが分かる。ファウストは確信犯であると同時に生まれながらのハプナーなのかもしれない。
このセカンドでの彼らは、わりとマトモな演奏も入れつつ、独自のエクスペリメンタルな部分を前作以上に研ぎ澄ましている。初めてファウストに触れるならここからがオススメだが、一枚気に入ったら全部欲しくなるということは覚悟しておいた方がいい。
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