世の中の右と左そしてうしろ 暗がりで笑う人をみたときや 銀行のATMで現金を取り忘れたときに なんとなく読むブログ
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冷静になって考えると、ミスフィッツは特異なバンドであることが分かる。当時のニューヨークになぜこういったバンドが出てきたのか大変興味深いが、彼らの曲を聴けばそんなことはどうでもよくなる。
本作はミスフィッツのシングルとかの音源を集めた究極の一枚。もともとブートだったけどプラン9が公式にリリースしてたと思う。
問答無用のハードコアナンバー「Mommy Can I Go Out And Kill Tonight?」を始め、ミスフィッツというバンドはただの色物バンドじゃなく、ハードコアバンドとして優れた逸材だったことを再認識できるだろう。グレン・ダンジグ以外のメンバーで再結成されたが、そんなのはミスフィッツじゃないし、本来の魅力を体験するならこういった過去の音源だけで充分なのである。
大昔に母親が大阪旅行へ行った時に、土産で買ってきたのが何故かミスフィッツのTシャツで、あれからもう10年経つがいまだによく着ている。
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